【はじめての転職】
転職の進め方!
情報収集から内定までの7つのアクションプラン。
~転職入門編③~
こんにちは、リトです。
今回はこれから転職をする人向けに具体的なアクションプランをご紹介します。
転職をしようと思っているけど、ぶっちゃけ何から始めたら良いのか分からない。
時間もないし、やり方も分からないし、めんどくさーい!
と思って後回しにしていませんか?(笑)
私もそう思って危険を感じていながらも、現状で我慢していたら怪我をすることとなってしまいました。
目の前のことから目を背けて我慢していたら、あなたの精神あるいは身体に何かしらデメリットが生まれてしまう恐れがあるんです。
私のようになる人が増えないためにも今回、行動出来る具体的なアクションプランとして転職までの流れと期間についてまとめてきました。
情報収集から入社までの一連の流れをガイド!
本記事を読むと、転職活動スタートから内定獲得までの転職計画と段取りが分かります。
- 転職活動の7つのアクションプラン。
- 転職計画ステップ1…情報収集(3カ月)
- 転職計画ステップ2…転職の軸の決定(1か月)
- 転職計画ステップ3…自己分析(1~2カ月)
- 転職計画ステップ4…書類作成(2カ月前後)
- 転職計画ステップ5…応募と日程調整(1か月ごと)
- 転職計画ステップ6…面接とPDCA(2カ月前後)
- 転職計画ステップ7…内定と条件交渉(1か月)
転職活動の7つのアクションプラン。
今回は転職初心者がもう何も分からない!
そんな状態から転職計画を組み立てています。
はじめて転職をする人の多くは約半年から1年の間で転職をするケースが多いと言うことを一般常識としておいておきましょう。
とはいえ、転職活動が短ければ短いほど精神的負担も軽くなるので今回は6カ月で内定をもらえるように動いて行きます。
一般的な転職で言われるのは準備期間→応募&面接→内定と言う流れですが、本記事では重要部分に時間をかけるために以下の7つのステップに細分化しています。
- 情報収集…基礎から企業別まで。
- 転職の軸の決定…自身の要望決定。
- 自己分析…自身が企業に提供する価値。
- 書類作成…基礎書類と個別対策。
- 応募と日程調整…1か月の行動予定。
- 面接とPDCA…実践と改善。
- 内定と条件交渉…内定条件の比較検討。
具体的なイメージは以下のようになります。
具体的なアクションについてはそれぞれ説明して行きます。
転職計画ステップ1…情報収集(3カ月)
転職は情報収集が最も重要なポイントとなります。
実際に応募している間も企業の情報収集をしたり、情報収集と言うことだけで言ってしまえば転職終盤になったとしてもやり続けることです。
ですが、それを含めていたら話が進まないので、情報収集の定義は自身の進むべきを道を探ることでこのステップ1は統一します。
情報収集の進め方に関してはこちらの記事に書いているので参考に→抽象度別に3つのステップで転職活動を理解する。~情報収集から応募まで!~
ここでは具体的に何を使ったり購入したりするのが良いのかについて触れて行きます。
情報収集に欠かせない5つのアクション
情報収集をする際に絶対に外せない5つのアクションをご紹介いたします。
アクション①…四季報を購入する。(1か月目)
企業について知る中で最も手っ取り早く比較検討が出来るのが四季報です。
四季報は大きく2種類あり、「就職四季報」「会社四季報」と分かれています。



アクション②…転職サイトに登録する。(1か月目)
求人情報を見ない事にはすべて始まりません。(笑)
転職サイトには大きく分けて総合系と専門系のサイトに分けられます。
初めての転職の場合は難しいことは考えずに総合系のサイトに登録しましょう。
ここで重要視すべきは求人数です。
転職サイトはあくまで情報収集がメインとなります。
ぶっちゃけ大手3社だけで良いです。(笑) ここから先は自分が使ってみて合う合わないの感想になります。
はじめての転職者向けのサイトは他にこの2つがオススメです。
【アーシャルデザイン】は未経験職種に強く、【VIEW】はAIによる最適診断が行えるのが最大の魅力です。
ここまであまり転職サイトを沢山オススメしないのは転職エージェントを併用することによって解決されることが多いためです。
転職サイトについての詳細は今後、別記事にて紹介して行きます。
アクション③…転職エージェントを活用する。(2か月目)
転職エージェントを使うと非公開求人などの斡旋をしてもらう事ができ、転職活動を非常にスムーズに進めることができます。
しかし、転職エージェントを活用するのは転職計画ステップ2の転職の軸の決定、転職計画ステップ3の自己分析がある程度終わってからで構いません。
その理由を説明します。
「転職についての情報を整理出来ていない」「転職の方針が決まっていない」という段階で、転職エージェントを使うのはよろしくありません。
エージェントも内定を決めることで給料を貰っているので当然ですが、転職希望者にとってではなく、エージェントにとって都合の良い転職先を紹介されます。
エージェントを活用するではなく、エージェントに活用される状況になります。
このような状況を避けるために、自身がある程度知識を付け、自身で調べて欲しい情報をコントロール出来るようになってから活用するのが良いでしょう。
※もちろん、真剣に向き合ってくれる担当者もいます。しかし、そういう人に当たるかどうかは運要素なので、担当者ガチャなんて言われたりもします。
なので、今回はひとまず飛ばしましょう。
転職エージェントについての詳細は今後、別記事にて紹介して行きます。
アクション④…企業のプレスリリースを確認する。(3か月目)
転職計画ステップ3の自己分析が終わってから、いざ書類を出すぞ!って言うタイミングで行う内容になります。
実際に企業を選んでいく中で、多くの方は企業のホームページは確認すると思います。
「どんな事業があるのか?」「求人情報はどうなのか?」「社是・社訓はどうなのか?」とかを見ると思います。
書類・面接対策では自身で調べて考察した上でPRをして行きます。
その中で、最も今の企業側の背景が分かるのがプレスリリースです。
「これからのチャレンジ」「募集の背景」「現在の課題」などの何かしらのヒントが隠されているのがプレスリリースです。
プレスリリースは企業の動向。絶対に確認しよう。
アクション⑤…企業のSNSを確認する。(3カ月目)
これも書類を出す前のタイミングでの情報収集になります。
企業が出すSNSは令和の時代には必ずチェックした方が良いものです。
企業のSNSを見るメリットは大きく2つです。
- 一般社員の様子を見ることが出来る。
- 企業の発信力を見ることが出来る。
この2つは自身が入った時と企業の将来性について暗示しているものと言っても過言ではありません。
SNSは必ずチェックね!
ここまで出来れば情報収集は完璧です!あとは自身に活かして行きましょう。
情報収集の方法について詳しく知りたい人はこちらから→転職は情報戦!失敗しない5つの手順。~情報収集を徹底ガイド!~
転職計画ステップ2…転職の軸の決定(1か月)
次は転職に軸の決定です。
転職の軸は自身の転職における羅針盤の役割をします。
右に行くのか、左に行くのが決まっていなければ、思わぬ方向に進んでしまいます。
なので上記に図のように、基礎的な情報を集め終わったら転職の軸を決定しましょう。
転職の軸は自身の仕事のどの部分を改善したいのかを確認して行きましょう。
転職の軸に関して詳しく知りたい方はこちらから→具体例から見る!転職の軸を撤退解析。~主要な3つの要素~
早い段階で転職の軸を決定することで、集める情報も自身に合ったものとなって行きます。
転職計画ステップ3…自己分析(1~2カ月)
次に自己分析です。
転職の軸が自身の欲求、自己分析の役割は自身が企業に提供できる価値になります。
提供する価値って言われても自信がない。
その気持ちは分かります。ですが、それに価値があるのかを判断するのは企業です。
我々が考えるべきは自身が何を持っているかを考えることです。
自己分析の際に重要になるのは以下の3つのポイントです。
- 過去の経験の事実と感情
- それらの共通項と価値観
- 今後、自身がどう形にするのか
それぞれ解説して行きます。
自己分析のポイント①…過去の経験の事実と感情。
自己分析において原則となるのが事実と感情を分けて考えることです。
ここを混同してしまうと書類や面接で、「あなたの感想ですよね?」と思われてしまいます。
なので、事実と感情はしっかりと分けましょう。
事実は世俗的な尺度に基づく物となります。(数字・比較など。)
感情は人によって解釈が異なるものです。(楽しかった・悲しかったなど。)
自己分析のポイント②…それらの共通項と価値観。
事実と感想をまとめ終わったら、次は共通項を見つけましょう。
事実の中の共通項があなたのスキル、感情の中の共通項があなたの価値観になります。
具体的にはこのような形です。
例えば、事実として「営業で成績を出した。」「チームリーダーを任された。」「ノルマに対して120%の達成率だった。」「チーム全員がノルマを達成した。」などの項目があったとします。
ここの共通項目は「コミュニケーション能力」「数字を追いかける能力」などになります。これは客観的事実から導き出したスキルの例です。
この時の感想として「お客さんの喜ぶ顔が嬉しかった。」「チームのメンバーがイキイキとしてるのが嬉しかった。」などがあるとします。
この時の共通項目として「他者への貢献感」などが挙げられます。
これがあなたの価値観と言うことになります。
このように事実と感情から価値観とスキルを見ると、客観的で説得力のある自己分析をすることが出来ます。
※例なので実際にはもっと詳細で実施します。
自己分析のポイント③…今後、自身がどう形にするのか。
自身のスキルと価値観を割り出して行ったら次にするのが、将来のことです。
将来と言っても難しく考える必要はありません。
会社で自分のスキルを使ってどう実績を出すか?
あなたの価値観に合ったポジションはどこか?
を考えれば、会社に提供する価値はもう決まります。
先ほどの例で言えばスキルは「コミュニケーション能力」「数字を追いかける能力」、自身の価値観は「他者への貢献感」です。
以上の事から簡単にPR文章を作ってみます。
私の長所は「初対面の人でもすぐに打ち解けられること」と「数字を追いかけられる力」です。
「他者への貢献」を大切にしており、お客様の要望に耳を傾けお客様の気付かなかった潜在ニーズを引き出すことを意識して、質問を中心としたコミュニケーションを意識していました。
その質問内容からお客様から頂く「最初の相談内容」と「潜在ニーズをリスト化」、傾向やパターンを10項目に分類し分析することでチームに一般化しデータを集めて改善を繰り返しました。
その結果、営業の業務では3年間連続で「ノルマに対して120%」の実績を残し続け、チーム全員がノルマ達成できる状態になりました。
御社の営業支援課というポジションではこの経験を活かして、将来的にはリーダーとして事業を引っ張って行きたいと思っております。
このように自分の価値観とスキルをどのように使って結果を出したかを簡単にPRすることが出来ます。
企業の職種、求める人物像を想定して自己分析をした中からどれが採用担当に刺さりそうかを考えて再現性を付けて行きましょう。
企業に合わせてカスタマイズね!
自己分析に関して詳しく知りたい方はこちらから→面接通過は自己分析の出来次第?~企業とのミスマッチを防ぐ~
転職計画ステップ4…書類作成(2カ月前後)
ステップ3まで終わっていれば、あとは企業に合わせて書類を作成して行きます。
月に10社応募するつもりで、準備して行きましょう。
書類は全部で以下の3つです。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 面接対策対策書類
履歴書・職務経歴書は書類選考と面接に使われる書類になります。
面接対策書類は実際の面接で質問された時に回答するために事前に暗記しておくための書類です。
フォーマットはdodaが使いやすかったので、ダウンロードして使いましょう。
それぞれの役割についてはこちらを確認して下さい。→抽象度別に3つのステップで転職活動を理解する。~情報収集から応募まで!~
書類の作り方については別の記事で紹介します。
転職計画ステップ5…応募と日程調整(1か月ごと)
書類まで完成したら実際に応募して行きます。
転職の一番の課題は時間がないことにあります。書類を出す際には1か月の日程を先に調整しておきましょう。
多くの企業が選考に1週間~2週間程度かかります。
そこの差し引きををして週に3個選考に出しているという状態を作るのが理想です。
とはいえ、はじめての転職での応募し始めの書類通過率は非常に悪いです。
具体的なプランとして1か月で精度を上げる2カ月目で本応募という形を取るのが理想です。
そのため、スケジュール上2回に分けています。
週単位で見ると以下のようになります。
1周目…5社応募(通過0~2社)
2周目…5社応募(通過0~2社)
3周目…3社応募(通過0~1社)
4周目…3社応募(通過0~1社)
1周目…3社応募(通過1~2社)
2周目…3社応募(通過1~2社)
3周目…2社応募(通過1社)
4周目…2社応募(通過1社)
このぐらいの精度になるように調整して行きます。
※後半の応募数が少なくなるのは同時に面接も並行するためです。
状況に応じて応募券件数を調整しましょう。
転職計画ステップ6…面接とPDCA(2カ月前後)
実際に応募をして書類で通過するようになったら、面接に臨みます。
転職面接では1社に掛けられる時間が非常に少ないので、1社の面接から確実に学び、改善をして次に活かすという意識が絶対的に重要になります。
ここでやるべきことが3つ紹介します。
- 面接の録音を取る。
- 質問内容をすぐにメモする。
- 面接官の対応・態度の変換点を見つける。
以下の3つは徹底して行いましょう。
ポイント1…面接を録音する。
録音しても良いの?って思われるかもしれませんが、録音すること自体は法に触れることはありません。
ついでに言うと、録音している旨を伝える必要もありません。
あくまで自身の面接をよくするためという目的で予め準備しておきましょう。
しかし、ネット上にアップロードしたりは、企業の社外秘情報が含まれる可能性があるため、絶対に行ってはいけません。
これをやった時点で法律違反となりますので、注意して下さい。
録音を聞き直すことで、自身の話し方や面接官の反応を客観的に見ることが出来るので積極的に活用しましょう。
録音は見直しでも最強のツール。使い方は適切に。
ポイント2…質問内容をすぐにメモする。
面接が終わったらすぐに質問された内容をメモしましょう。
これは質問に対して相手の質問意図を汲み取れて回答で来ていたかを見直すためです。
自身が質問をした際に、そういう話を聞きたいんじゃないんだよな?って思った経験があると思います。
面接ではそうなった場合はコミュニケーションが上手く取れない人だと判断されてしまいます。
質問意図に対して的確に答える精度を上げるためにも徹底して行いましょう。
メモが取れない人は面接は上手く行きません。
面接の際に企業側から会社説明が行われることもあります。この時にメモを取らないというのは企業への志望度が低いと感じられてしまいます。
もし志望度が低かったとしても、フリだけでも良いので必ずしましょう。
仮にメモを取らずにぼーっと聞かれていたら、あなたがどう感じるかを考えれば分かるはずです。
一生懸命メモを取る人の方が好意的に感じるわね。
ポイント3…面接官の対応・態度の変換点を見つける。
面接での合否の約7割は印象で決まってしまいます。
その中で、相手からの印象が分かるのは対応や態度の変化です。
ここを見て行く前で改めて、しっかりと認識しておいて欲しいことがあります。
面接は人の価値を判断する場所ではなく、企業とのマッチングを図る場所である。
この事をしっかりと理解していなければ、面接は無意味です。
面接官がこの人と一緒に仕事をしたいと思ってくれれば対応も態度も好意的なものになります。
一方で、この人と一緒に仕事をするビジョンが見えないなと思った時点で対応も態度も距離を置かれたものとなります。
つまり、相手の態度が変わる直前があなたの「良かったところ」又は「改善すべきところ」になります。
面接官は敵ではないんだね!
転職計画ステップ7…内定と条件交渉(1か月)
ここまでしっかりと行動に移すことが出来ていれば、何社か内定をもらっていると思います。
ここでどこの企業を選ぶかと言う話になってきますが、決して自身の思い通りになるようにコントロールしようと思ってはいけません。
よくあるケースですが、○○の会社からは給料いくらで内定をもらっているので、この条件に合わせてもらえないと御社には行きません。
みたいに急に上から目線になる人がいます。
これは入った後に良い印象を持たれないので、絶対にやめましょう。
あくまで、「この条件を組んでくれたら気持ちよく入社できるのですが、いかがですか?」と入社前提で御社の規定に従いますが、考慮してくれたら嬉しいなぐらいの謙虚な姿勢で、条件交渉をしましょう。
重要なのは入る時ではなく、入ってからであることを忘れずにいましょう。
では、また!
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