【令和のサラリーマン】
転職初心者の3つの基礎知識!
~転職活動の動向を総まとめ~
こんにちは、リトです。
前回は転職活動がどんな流れで行われるのか?どんな準備が必要なのか?ということが見えてきましたね。
今回のブログでは転職入門編第4弾と言うことで、これまでの転職活動の動向や考え方を総まとめして行きたいと思います。
- これまでの転職活動入門編のまとめ。
- 転職活動入門編…第1弾~これからの転職情勢~
- 転職活動入門編…第2弾~転職の考え方~
- 転職活動入門編…第3弾~転職活動3つの段階~
- 転職活動をする事で見えてくること。
これまでの転職活動入門編のまとめ。
まずは次回に向けて、これまでのブログの内容が非常に役に立ちますのでおさらいして行きたいと思います。
今回のブログで散らばった知識をまとめて、次回のメリット・デメリットの解説がより分かりやすくなります。
そのためのまとめ回となっているので、ここで一度整理しておきましょう!
転職活動入門編…第1弾~これからの転職情勢~
第1弾ではテーマをこれからの転職活動と言うことで、令和の社会人が転職についてどう捉えているか?そしてどう捉えなくてはいけないのかについて言及して参りました。
ポイントになっているのは3点です。
①転職に関してのイメージはプラスで捉えられている。
転職サイト大手3社、doda、リクナビ、マイナビの3つのアンケートを元に約70%の人が転職に対してプラスのイメージを持っているということが分かりました。
ここから転職活動をすることは悪い事ではないということを理解して貰ったと思います。
これから転職活動を考えている。転職活動をしたいけど周囲の目が気になるという人は自信を持って臨んで下さい。
②企業寿命と労働寿命の関係。
日本の統計的に人生の捉え方からなぜ転職が必要なのかについて学んでもらいました。
人の寿命はさらに長寿化して行くため、老後期間を遅らせる必要があります。仕事を70歳まで続ける前提で、20歳から働いて50年も働く時代となって行きます。
しかし、企業の寿命と言うのは平均37年。業績悪化でリストラなどの可能性を含めると更に短く、結果として最低でも2~3回は転職をしないといけないことが分かりました。
そのため、転職をしていないという選択が非常に危険であることが分かります。
③転職活動でポータブルスキルが得れれる。
転職活動をする事で、様々な仕事に対応できる、持ち運び可能なポータブルスキルが磨かれるということにも言及しましたよね。
これは更に変化の激しくなる令和の時代に必須なスキルとなります。
テクノロジーの進化に対応できるように我々も備えなくてはなりません。
詳しくは以下の記事から↓↓↓
転職活動入門編…第2弾~転職の考え方~
第2弾では転職活動をする上で、令和の社会人が一般的に目指すべきゴールから逆算する考え方と方向性が見つからない方のために可能性を広げておくための考え方をご紹介致しました。
転職の軸を決定せよ。
転職活動において軸を決めるということは非常に重要で、これがないと色んなところに目移りしてしまいます。
また、全てを満たしてくれる企業と言うのは基本的あり得ません。
その際に何を捨てられるかと言うことが転職活動をする際に最も重要視するべき点であることがまた事実です。
将来目指すべき到達点3選。
令和の社会人の基本的なゴールは以下の3パターンになります。
・起業して事業者になる。
・本業・副業・投資の複合型を目指す。
ゴール別に見る転職の軸。
そして以下から転職の軸を導き出すと以下のようになります。
・収入重視のキャリアプラン
・スキル重視のキャリアプラン
これらを転職の軸として考えて動くのが良いというのが分かりました。
②可能性を広げておく転職の考え方。
何の目的がなかったとしても、自身の将来の可能性を広げておくために持っておくべき考え方のポイントとして2つ紹介しました。
・わらしべ転職
採用の穴を突いて、自身の転職を優位にすることです。
日本の企業には繫忙期や人員増強の時期があるので、そこを突いて本来であれば採用のハードルが高い企業でも入社することが出来るため市場価値を高める上で重要な戦略になります。
・ソフトスキル
柔軟性のある個人の特性を表したソフトスキルは応用が利きやすく、習慣によってつくられるため常に意識しておくべきスキルです。
コミュニケーションやリーダーシップなどの対人関係、問題解決能力や仕事の取り組み方などパーソナルな部分になります。
習慣がソフトスキルを作り出すので、普段から常に意識して伸ばす必要があります。
・ハードスキル
専門性が高く学習によって得られるため、先を見て習得することを考えるべきスキルです。
資格などの勉強すれば誰でも取れるスキルが多いので、時代によっては必要じゃなくなる可能性もあります。
市場価値を高める意識。
これらのスキルや実績が市場価値を高めることであり、常に結果を意識して数字を追いかけることで身に付くとお伝えしました。
詳しくは以下の記事から↓↓↓
転職活動入門編…第3弾~転職活動3つの段階~
第3弾では実際の転職活動をどのような流れで行うのが良いのかについて解説して行きました。その3段階は以下のようになっています。
①ファーストステップ…情報収集で絞り込め!
ファーストステップでは抽象度別にやるべきことを解説しています。
・抽象度大…業界・業種研究
まずは業界・業種という大枠でどんなものがあるのかをしっかりと理解して、自分に合ったもの、将来性があるものを探して行きましょう!
①業界は好調かどうか?
業界選びで仕事先がイージーモードか、ハードモードか決まってしまいます。
商品単価や労働集約型か?などのビジネスの種類によって収入が大きく変わるのでまずはそこを知りましょう。
②自己分析して業種の選択。
自身の実績からどんな職種が向いてそうかを選びます。
例えば、お店で販売経験があればお客さんとのコミュニケーション能力があります。などの自身の強みがどこにあるのか、どんなものなら出来そうなのかを見つけて行きしょう。
・抽象度中…転職条件の設定
次に転職先の企業を探す上でどんな企業に行きたいのかは業種・業界を見ただけでは浮き彫りになって行きませんので、今度は条件を付けて絞り込んで行きます。
①転職の軸を決定しよう。
ワークライフバランス重視なのか?スキル重視なのか?収入アップ重視なのか?
②転職条件を5つ決めよう。
その企業が自身の希望をいくつ叶えられるのかを採点する基準を作りましょう。
※採用情報や福利厚生は意識しない。
終身雇用制は将来廃止される可能性が高いので、1社にそれを求める必要がない。
・抽象度小…企業選定・企業研究
オススメの企業研究のサイト・本について紹介しています。
リトが使っているもので、その使い方について学んで頂きました。
①転職会議
転職会議は社内の雰囲気を知るために利用しましょう。
基本的にネガティブワードが多いので、その情報を鵜呑みにせずにその企業のどこが良いのか、どこが客観的に見て良くないかを判断して行きましょう。
人の価値観はそれぞれなので、そこがちゃんと理解できていれば雰囲気を知るのに非常に有効になります。
会社に関するあらゆる数字が確認できるので、その会社の業績や労働時間、離職率などを知ることが出来ます。
株トレードをやりたい人は迷わずにAmazonのkindle版での購入がオススメです。
特に業界ごとに似た会社を比較することでその業界のスタンダードが分かるようになります。この尺度があるかないかは雲泥の差です。
②セカンドステップ…書類を準備せよ!
企業絞ってさて応募だ!と行きたいところですが、先に必要書類を準備しましょう。
必要書類の役割は端的言えば対策です。
しかし、見方を変えれば戦略を練る場となるので綿密に準備して行きましょう。
転職活動で必要書類は3つある。
転職活動で必要な書類は履歴書・職務経歴書だけではなく、面接の質疑応答の回答も書類にして準備をする事が重要です。
この3つが最低でも必要な書類であると心得ておきましょう。
それぞれの役割について以下にまとめています。
転職活動の必要書類でストーリーを作ろう。
3つの書類は全て繋がっていると考えて、1つのストーリーを描くことが採用の近道となります。
・履歴書は原点方式。
履歴書は採用人事が一番最初に見る資料です。
何十人もの書類を見るので、必然と原点方式になってしまいます。
この原点方式を掻い潜って、職務経歴書を見たいと思わせられたら履歴書の役割としてはバッチリです。
・職務経歴書は面接の前座。
職務経歴書は自社でも活かせそうかを見られます。
あなたの職務経歴書にもっと深く聞いてみたいと思われたら面接に呼んでもらえます。
そのことを理解して面接で話すだろうストーリーの構築をしましょう。
・面接必要書類で伏線回収。
面接に呼んでもらえた時点で採用担当はあなたを採用したいと考えています。
しかし、採用にはお金がかなり掛かっているため、採用自体が損失にならないかを非常に心配しています。
そこで職務経歴書で準備して置いた伏線を回収して安心させましょう。
合わせて自分を採用することで得られるメリットも提示してあげましょう。
③サードステップ…日程調整し、応募せよ!
転職活動の最大の問題点。
転職活動は新卒の就職活動と違って普段の仕事と並行して行うので時間がほんとにありません。
この問題を解決するためにどんなことが必要なのかを解説してきました。
日程調整と転職計画の必要性。
転職面接を受けるにしても、有休や代休、仕事が終わってからなど調整が非常に大変なので、転職は計画性が非常に重要となります。
そのために必要な目安となるのが以下の内容です。
転職活動に必要な期間や応募目安。
・転職初心者や他業種志望は半年目安。
転職初心者はどんな業種があるの?どんな業界が好調なのかが分かりません。
さらに未経験となると採用されるまでのハードルが高くなるため、準備に時間をかけることが重要です。
情報収集に大体3~4カ月は掛けて、転職活動で採用を貰うためには1~3カ月ぐらいは見ておきましょう。
・転職初心者の応募件数目安。
転職活動はとにかく時間がないので1社に掛ける時間がありません。そのため、就職活動と同じように大量応募をしてしまうと対応しきれない事態に…。
まずは10社を応募して、それでも目途が立たなければまた10社選定して応募するというのがオススメです。
・面接慣れは3社でしよう。
1社に掛けられる時間がないことはここでも弊害が生まれます。
面接をいっぱい受けて慣れようという感覚でいると時間が空いてしまったりした時にすぐに元に戻ってしまったりします。
そのため、鏡を前に録音したり家族に協力してもらう事でいち早く準備して、企業の型にも自身のためにも有意義な時間になるように心掛けましょう。
詳しくは以下の記事から↓↓↓
転職活動をする事で見えてくること。
これまでの3つのことから見えて来ることを最後にまとめておきます。
特に注目したいのは転職活動は、ほとんど情報収集合戦であるということです。
加えて、その情報をどう生かして戦略を組み立てるかと言うものになります。
転職活動は情報収集の戦い。
転職活動ではどれだけ情報を集められたかがそのまま合否に直結します。
情報収集で負けている時点であなたは採用から遠ざかっているということになります。
しかし、リトブログをここまで読んでくれたあなたは転職に対して前向きであるということが事実としてあります。
現在の転職に関する知見、流れを理解して置けばあと必要なものはあなたが対策を取るのに必要な情報だけと言うことになります。
この時点で、何も考えずに仕事を探そうと思っている人より進んだ位置にいることを理解しておきましょう。
転職活動は募集枠の奪い合い。
次に転職活動は残念ながら、少ない採用枠を奪い合う競争と言う側面もまた見つめなければなりません。
人と競う時点で、他者と同じことをしたら魅力的とは言えませんよね。
そこで必要になるのが転職活動における戦略と言うことです。
特にこれからは成果主義の企業は増えていく事でしょう。
目立った実績がないと思っている方こそ、自身をどう見せるのかが非常に重要です。
情報を集めるのはどうやったら自分と言う人間がその企業にとって魅力的な人材であるかをPRするために集めるのです。
ここの目的意識が非常に重要となり、実行することが戦略と言えるでしょう。
転職活動は一つのスキルである。
結論ですが、転職活動をすること、転職活動で内定をもらうこと自体が一つのスキルであると言えます。
情報収集をすること自体が一つの能力であり、企業に自身をPRすること自体が一種のブランディングとも言えます。
あなた自身を商品に見立てて売り込むことがスキルでないわけがありません。
あなたも買い物をする時に情報収集をしたり、色んなレビューを見て購入する価値があると判断してサービスを契約したり、商品を購入したりしますよね?
企業との雇用契約書はそれと全く一緒です。
この事からも転職活動をすることがあなたのスキルを磨くことになると言えるでしょう。
今回は、第3弾に渡る転職活動活動の基礎知識として総まとめして行きました。
そしてそこから転職活動をすること自体がスキルを磨くことに繋がると分かりましたね。
次回はこの事を念頭に転職活動のメリット・デメリットについて言及して行きたいと思います。
では、また!
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